アルミニウム先物価格 13年ぶりの高値水準

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    自動車や飲料の缶などに使われるアルミニウムの価格が13年ぶりの水準に値上がりし、価格の高騰が世界の景気回復の新たな不安材料になりそうです。

    国際的な指標となるアルミニウムの先物価格は、ロンドンの8日の取り引きで一時、1トン当たり2800ドル余りと2008年以来、13年ぶりの高値水準に上昇しました。

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    これはアルミニウムの原料、ボーキサイトの生産国である西アフリカのギニアの政情不安でボーキサイトの供給が滞るのではないかという見方が広がっているためです。

    アルミニウムは電気自動車の生産などで需要が増えると見込まれていることや、生産大国の中国で電力不足による生産への懸念が出ていることなどから、ことしに入って値上がりが続いてきました。

    市場関係者は「ギニアの政情不安が落ち着いたとしても需要と供給のバランスは当面変わらず、価格の高止まりは続くのではないか」と話しています。

    商品市場では、銅やニッケル、それに天然ガスなども値上がりし、企業の間では値上がり分を商品の小売価格に上乗せする動きも出ていて、世界の景気回復には新たな不安材料になりそうです。

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