眠れないなら「週末キャンプ」をするべき!? 海外の研究で判明


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新たな研究により、週末のキャンプは睡眠障害の改善に役立つことが分かった。でも、キャンプをすることがよりよい睡眠につながるって一体どういうこと? オーストラリア版ウィメンズヘルスより詳しく見ていこう。

米コロラド大学の研究では、被験者14名のうち5名が週末を自宅で過ごし、9名が電子機器を持ち込まずにロッキー山脈で週末のキャンプをした。その結果、キャンプをしたグループは、自然と眠りに落ちるのが最長1.8時間早かった。

暗くなると、体は睡眠ホルモンのメラトニンを分泌する。でも、この自然なプロセスは、就寝前にスマホやテレビの画面を凝視することで阻害される。この研究論文を執筆したケネス・ライトによると、現代人の体内時計は正常より2時間遅れ。

でも、2日間の週末キャンプを終えた被験者たちは、毎晩10時間ぐっすり眠り、体内時計が早まった。一方、週末を自宅で過ごした被験者たちは夜更かしをして、体内時計を一段と遅らせた。

今回の研究では、常軌を逸した体内時計は私たちの眠気、ムード、総体的な健康状態に大きな影響を与える可能性があることも判明した。

研究の規模から言って、この結果をうのみにするわけにはいかない。でも、人工の光から1~2日離れるだけでも睡眠パターンが安定し、それが家に帰ってきてからも続く可能性はたしかにありそう。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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