2021/10/09
体の芯まで温まる! アウトドアに最適な「焚き火で作るホットドリンク」4つのレシピとは?
すっかり秋本番、アウトドアが心地よい季節となった。昼間は過ごしやすいこの時期だが、朝晩は冷え込むことも多い。肌寒い早朝に、星空が美しい夜に、野外で飲む温かい飲み物は格別のおいしさだ。
今回は、そんなアウトドアシーンでぜひ味わってほしいホットドリンクのレシピを紹介する。作り方はどれも簡単、すべて4ステップで完成だ。
■焼きマシュマロ入りココア
お湯や牛乳を注ぐだけで完成、子どもも大人もおいしく飲めるココアはキャンプシーンにぴったりのドリンク。そんなココアにマシュマロを浮かべれば、リッチな味わいが楽しめる。
マシュマロは小さくちぎって入れると飲みやすいし、そのまま使えば豪快な仕上がりに。焚き火で焼いたマシュマロを入れると焼きマシュマロの香ばしさがプラスされ、キャンプでしか味わえない特別なドリンクができあがる。
<作り方>
1,カップにインスタントココアの粉末を入れておく
2,お湯を沸かす、または牛乳を温める
3,カップに暖かいお湯又は牛乳を注ぐ
4,マシュマロを浮かべる
■スパイスセットで作る簡単チャイ
スパイスや生姜が香り高く、こっくりした優しい味わいで体を内側から温めてくれるチャイ。スパイスをたっぷり使った本格チャイも、市販のセットを使えばアウトドアで簡単に楽しめる。
原型のままのスパイスのセットや、数種類のスパイスを粉末状にしたものなど数多くの商品があるのでスタイルに合わせて選択しよう。頻繁に飲むならスパイスを数種類買いそろえて好みのブレンドを楽しむのもいい。キャンプでつくる場合、茶葉はティーバッグを使うと片付けが楽なのでおすすめだ。
<作り方>
1,鍋に水とホールスパイスを入れて温める
2,沸騰したら茶葉を入れ、濃い紅茶の色が出るまで煮出す
3,牛乳を加える
4,好みで砂糖を入れ、カップに注ぐ
■ホットはちみつレモン
アウトドアでも重宝する「レモンのはちみつ漬け」を紹介しよう。冬にはお湯割り、夏にはソーダ割り、と一年中楽しめる。一年中楽しめるので、作って家の冷蔵庫に常備しておくのがおすすめ。レモン果肉まで食べられるのでジャムや製菓材料として使うこともできる。
小分けにしてキャンプにも持って行こう。必要分をカップに入れ、焚き火で沸かしたお湯を注げば、肌寒い朝にぴったりのホットはちみつレモンの完成だ。なお、はちみつは乳児ボツリヌス症の危険があるため一歳未満の乳児には与えてはいけないので注意が必要だ。
<作り方>
1,レモンはよく洗い、縦半分に切ったあと半月形の薄切りにして種を取り除く
2,煮沸消毒したガラス瓶にレモンを入れ、レモンがかぶるくらいまではちみつを入れる
3,レモンの水分が出てきたらマドラーで良くかき混ぜ、冷蔵庫で保存する
4、飲む時はカップに大さじ1のはちみつレモンを入れ、お湯を注いで混ぜる
■フルーツたっぷりホット赤ワイン
赤ワインにフルーツを入れて温めるだけでできるフレッシュでフルーティーな大人のドリンク。オレンジやレモンなどの柑橘類、りんご、キウイなど、季節の果物をたっぷり入れて楽しみたい。
油や肉でこってりしがちなキャンプ飯の食後に、さっぱりとしたデザート感覚でいただける。なお、アルコールが飛ぶわけではないので車の運転をする場合や妊娠中の方などは注意が必要だ。
<作り方>
1,フルーツをカットする
2,鍋に赤ワインとフルーツを入れ、沸騰直前まで温める
3,カップに注ぎ、砂糖やはちみつなどの甘さを加える
4,好みでシナモンスティックを添える
自宅のキッチンでも簡単に作ることができるレシピなので、これからの季節、長くなるおうち時間の夜に楽しむのもおすすめ。アウトドアで火を使う場合には火災につながらないよう十分注意することを忘れずに。
焚き火を囲んでゆっくりと過ごすのは本当に贅沢な時間だ。そんな時間をもっと豊かにしてくれる、心も体もほっと温めてくれるドリンクレシピ、ぜひ試してみてほしい。
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