北海道は紅葉の季節 シルバーウィークで観光地の人出は? 緊急事態宣言延長で困惑の声も

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    20日の美瑛町「青い池」には、多くの観光客の姿がありました。緊急事態宣言が延長されるなか迎えたシルバーウィーク。観光地からは困惑の声もあがっています。
     赤や黄色に色づき始めた木々。シルバーウィーク最初の3連休、大雪山系の旭岳には、ひと足早く紅葉を楽しむ多くの登山客の姿が。立田祥久記者:「カラッと晴れた青い空に、青い池の水が映えています。紅葉シーズンを迎えたこともあり、多くの観光客が訪れています」。幻想的な景色が広がる美瑛町の「青い池」。この3連休は、連日、大勢の観光客が集まり、池の周りには人だかりができていました。観光客:「頻繁にアルコール消毒して、できることはやっている」。

     一方で、厳しい状況が続くのが宿泊業界です。こちらは、青い池から車で5分のところにある白金温泉のホテル。源泉かけ流しの温泉が人気ですが、緊急事態宣言の延長で、今月はすでに1000人以上の予約がキャンセルになったといいます。ホテルパークヒルズ・斉藤信道総支配人:「国民の生命が第一ということで致し方ないと思っている」。

     3連休最終日の札幌を空から見てみると…、多くのテントが並ぶのは、今年オープンした中央区の盤渓にあるキャンプ場です。そして、こちらは札幌の中心部。携帯電話の位置情報を解析したデータによると、19日午後3時の大通駅周辺の人出は、前の週から16.7%増えていました。

     その一方で、秋の味覚が味わえる恒例行事は…。依田英将アナウンサー:「例年であればこの通りを埋め尽くすように人が出て、シルバーウィーク近辺に石狩さけまつりが行われますが、今年は中止が決まりました。周りを見ましても、準備風景も含めてまったく高揚感がないというのはやっぱり寂しいものがあります」。石狩鍋や秋サケの即売会を目当てに、毎年およそ6万人が集まっていた「石狩さけまつり」。今年は代替イベントとして企画していた「農水産物の即売会」を含めて、すべて中止になりました。石狩市民:「今年も去年もないもんね。みんなコロナでやられちゃって」。

     毎年、さけまつりに出店していた水産業者からも、落胆と諦めの声があがります。いしかりばんやのせいせんいちば・大村剛士社長:「春先の段階ではワクチンが秋くらいに終わって、いよいよスタートできるのかなって空気でしたけど、鮭が取れ始めるころにはダメかなって感じになっていた」。緊急事態宣言が延長されるなか迎えたシルバーウイーク。かつての行楽地の姿はいつ戻ってくるのでしょうか。


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